一度くらいは子猫が見たいけど.....?

可愛いわが子の赤ちゃんを見たいと思う気持はとても良く解ります。でも「せっかくだから1度くらいは交配・出産の経験をさせてあげたい」と思うのは、決して猫のためなどではありません。それはあくまでも飼い主の欲望である事をまず自覚して下さい。飼い猫は既に野生の生き物ではなく、人間の管理と保護を必要としているのです。

さて家に女のコしかいない場合は、新たに男のコを迎えるか、あるいは外交配してくれるお相手を探すことになります。家にいるのが男のコだと、ちょっと難しいかもしれません。どこかの女のコと交配協力をして、子返しをしてもらうことになるでしょう。猫雑誌などで、交配相手の募集情報を見つけられることがあります。

しかしながら交配には危険がつきものです。1回の交配で妊娠するとは限りませんし、片方が相手を傷つけてしまう可能性もあります。また流産や子宮炎にならない保証はないし、もしかしたら生まれてくる子が1頭ということだってありえます。最近の国内では、親ブリーダーとオーナー、あるいは信頼できる友人同士などをのぞいて、リスクの大きい外交配はほとんど行なわれていないのが現状です。

子猫を見たいがために、交配可能な雌雄を飼うことになったとして、しかしここで良く考えてみて下さい。
2頭の雌雄が相性良く交配が成功して、無事出産を迎えたとします。そして子猫が2〜3ヶ月齢に育つ頃には、母猫は次の発情を迎えます。無計画に屋内で雌雄を自由にさせていたら、女の子は発情の度に妊娠・出産を繰り返すでしょう。それを防ぐためには人偽的に繁殖管理をして、時には隔離や別生活をさせることが必要となります。

猫は1回の出産で平均4〜6匹の子猫を生みます。あなたがブリーダーとして正式に手続き等を行わない限り、子猫達には血統書も登録番号もつきません。それは即ち彼らが純血種とは認められないということです。
あなたはこのコ達の一生涯を託せるような信頼できる里親を全て見つけられますか? 万一見つけられなかった場合、責任を持って彼らの一生を引き受けてお世話を続けられますか? 子猫達の将来とあなたのこれからの生活を、どうかよーくじっくりたっぷり考えた上で、あなたなりの答えを出して下さい。

また、私たちを含めて多くのブリーダーがペットとしてお譲りした猫の交配、繁殖を不可としています。可哀想な子猫や無責任なブリーダーを増やしたくないからです。1度でも繁殖を希望される方は各ブリーダーにご相談ください。

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by wegiecat | 2007-02-12 11:57
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